Principles

誠実にお伝えする、
お受けしない案件のこと

私たちには、意図的にお受けしない案件があります。無理にお受けすると、ご相談者にも私たちにも不幸が訪れることを、過去の経験から知っているからです。

先に線引きをお伝えしておくことで、合わないご相談でお互いの時間を使ってしまうのを防ぎたい。その気持ちで、この一覧を公開しています。

Six Conditions

お受けしない案件の6つの条件

01

業界横断の汎用ソリューションを提案する案件

私たちのお仕事は、特定の現場に深く入り込むことで成り立ちます。「どの業界にも使える汎用システム」を作るご依頼は、私たちの強みが発揮できません。

02

RFP(提案依頼書)が既に固定されている案件

要件が事前に固定されていると、私たちが最も大切にしている「提案前の問診」を行う余地がありません。書かれた仕様の通りに作るだけのお仕事は、私たちの役目ではないと考えています。

03

複数ベンダーのコンペ案件

私たちは、提案前に現場にお伺いし、社長と現場の方々に時間をかけてお話をうかがいます。その時間を、相見積もりの1社として消費させていただくことは、お互いに不誠実だと考えています。

04

ローコード・ノーコード製品の販売代理

特定のツールを売るために、業務をそのツールに合わせていただくお仕事は、私たちのやり方とは逆向きです。

05

物理的な現場を持たない業種

広告代理店、士業、IT企業など、業務がオフィスの中で完結する業種では、私たちが大切にしている「現場を見る」が成立しません。

06

社長との直接対話ができない案件

元請けSIerの下請けとして入る案件、営業代理店経由で社長と直接話せない案件、紹介ブローカーを介する案件などは、私たちのお仕事の前提が崩れます。社長と現場の責任者の方に、直接お話をうかがえる関係でなければ、お受けできません。

Declined Cases

過去にお断りした、いくつかの事例

「スプレッドシートで足ります」とお伝えしたケース

ある業界の、年商数億円規模の会社の社長から、業務管理システムを作りたいとご相談いただいたことがあります。お話をうかがい、現場を拝見した結果、私たちは「現状の業務量と業務の性質を考えると、スプレッドシートで運用を整える方が、半年後・1年後の社長と現場の負担が軽くなります」とお伝えしました。

社長は最初、驚かれました。お金を払うつもりで来てくださったご相談だったからです。けれども結果的に、「お金を使わない選択肢を最初に提案してもらえたのは初めてだ」とおっしゃっていただき、その後別の課題で改めてご相談をいただくことになりました。

「今は、お受けできません」とお伝えしたケース

創業されて間もない会社の社長から、業務システムのご相談をいただいたこともあります。お話を聞き、現場を拝見し、私たちは「今このタイミングでシステムに投資する前に、まず売上を立てる方に時間とお金を使われた方が良いと思います」とお伝えしました。

システムは、業務の負担を軽くする道具です。けれども、軽くするべき業務が、まだ十分な量と頻度で発生していない段階では、システムは投資に見合いません。1年後、事業が一定の規模になられた段階で、改めてお声がけいただければと、お伝えしました。

それでも、お話を聞かせていただけるなら

ここまでお読みいただき、それでも私たちの考え方に共感いただける方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください。

お受けできる案件かどうかは、初回のお打ち合わせの中で、お互いに確認させていただきます。線引きの外側かもしれない、と感じる場合でも、一度お話させていただければ、私たちの範囲内かどうか、その場でお伝えできます。