Case 05 — hospitia

現場に入って、
設計から開発まで

hospitia は、ヴィラ・宿泊施設の予約・稼働・清掃・ゲスト対応・精算を一画面に集約したPMSです。私たちは FDE(Forward Deployed Engineer)として沖縄と館山の宿泊現場に入り込み、要件の設計から、UIのデザイン、開発までを一気通貫で担いました。

導入施設

約100施設

沖縄・館山

担当

FDE

設計・デザイン・開発

多言語

4言語

日英中韓

ゲスト対応

24/365

AIで自動化

Background

FDEとして、現場から立ち上げる

ヴィラや宿泊施設を複数棟、複数のOTA(予約チャネル)で運営していると、売上の分析、予約の管理、ゲスト対応、清掃の手配が、それぞれ別のツールやスプレッドシートに散らばりがちです。オーナーは今の稼働が分からず、フロントはチャネルごとの予約に追われ、清掃は誰がどこを担当するかで混乱する。

私たちが担ったのは、FDE(Forward Deployed Engineer)という役割です。仕様書を受け取って実装するのではなく、現場に入り込み、何を作るべきかの設計から、画面のデザイン、そして開発までを一人称で引き受けました。複数施設の運営では、日々触る画面の出来がそのまま業務効率になります。だからこそ、現場で見たことを、そのまま設計とデザインに落とす必要がありました。

What We Built

設計・デザイン・開発したもの

経営判断から現場のオペレーションまで、一連の業務がそのまま流れるように、要件を設計し、UIをデザインし、実装まで通しで作りました。

経営が見えるダッシュボード年間売上・稼働率・ADR(平均客室単価)・RevPAR(客室あたり収益)といった主要KPIを一画面に集約。日別・月別の売上/稼働率カレンダーで、オーナーが経営状況を直感的に把握できるようにしました。

予約と清掃のスケジュール管理予約はガントチャート形式で、確定・仮予約・ブロックを色分け表示。清掃スケジュールと連動させ、複数施設の稼働を一目で追えるようにしました。

多言語のAIゲスト対応日本語・英語・中国語・韓国語に対応したAIチャットで、24時間365日のゲスト問い合わせを自動化。お客様フォームやFAQ、定型文テンプレートも整えました。

精算・オプション・監査BBQやレイトチェックアウトなどのオプション管理、精算書の自動生成、ユーザーごとの権限設定、操作ログによる監査機能まで実装しました。

Why We Go to the Field

沖縄と館山の現場を見てから、設計を始めた

仕様書だけあれば、開発はできます。けれど「使われるシステム」は、現場を見ないと設計できない。清掃スタッフの動線、フロントの繁忙、オーナーが本当に見たい数字。それを確かめてから、設計・デザイン・実装へ落としました。

Field Work

現場で確かめて、設計に落とす

沖縄と館山の施設に足を運び、清掃スタッフの割り当てがどう決まるか、フロントがチェックイン前後で何に追われるか、オーナーがどの数字を見て次の意思決定をするかを、実際の運用の中で見せてもらいました。

現場を見ると、設計の優先順位が変わります。KPIは並べるだけでなく、ADRやRevPARを「先週比・去年比」で見せた方が判断に効く。ガントチャートは、複数施設を跨いで清掃の抜けを一目で拾える表示が要る。AIチャットは、多言語の初動対応をどこまで任せ、どこで人に渡すかの境目が肝になる。こうした判断は、机上の仕様からは出てきません。だからこそ、設計・デザイン・開発を分けずに、同じ人間が現場で通しで持つ意味がありました。

Result

結果:沖縄・館山で約100施設

hospitia は、沖縄・館山エリアを中心に約100施設で日々の運用を支えています。プラットフォーム全体では160施設以上に広がり、複数施設・複数チャネルの運営を一画面で回せる土台になりました。

FDEは、仕様を待つ人ではありません。現場に入り、そこで起きていることを、設計・デザイン・開発として一気通貫で形にする役割です。hospitia は、その姿勢がそのまま成果につながった実績です。